投稿日:2009/02/09 テレビ志望のキミたちへ おはよう。 HPをリニューアルしたら、毎日(日曜・祝日除く)ブログをアップするよう決心しました。 いまのところ継続できているようで、安心です。 サボっているのをみつけたら、報告してください。
さて。 マスコミ就職戦線も大詰めをむかえはじめるころだ。 エントリーシートの記入が機械的になっていませんか? 毎晩のように、郵便局を占拠してはいませんか? 24時間営業の店で、消しカスを飛ばしていませんか? 頭を悩ませてばかりいてもしかたない。 リフレッシュしながら、いつでも新鮮な心と頭でいてください。
今年で生誕100周年を迎える松本清張。 今度は「ゼロの焦点」が映画化されるらしい。 いい作品が映像となり、後世へと語り継がれることは素晴らしい。
しかし、どうだろう。
彼の作品はあくまでも「小説」であって、映像化されることを前提としたものではない。 小説にしろ漫画にしろ、そこにはイマジネーションがある。 表現されていない部分、つまり行間にこそ「味」があって、読み手の心を誘う。 だから、本はたのしいのだ。心を磨き、豊かにしてくれる。
なんでもかんでも、映像化にしてしまう最近のテレビ業界。 飽きっぽい視聴者にあわせて、一瞬で理解できる映像や笑いを提供しているにすぎない。 すべてが、瞬間で消費され、それだけ。 視聴者がいけないのではない。視聴者にイマジネーションをうながせない、作り手に問題があるのだ。
知恵を絞る。
どんな仕事でも、イマジネーションは欠かせない。 相手を思いやる心があるから、すばらしい作品、快適さを生み出す製品、心に残るサービスが提供できるんだ。 いまのテレビ業界に必要なのはいい原作でも、タレントのネームバリューでも、経費削減でもなく、現場にたつひとりひとりが知恵を働かせ、「生み出してゆく」ことではないだろうか。 どうでもいい瞬間を切り取るぐらいなら、時間をかけて、脚本家を育てればいい。 その余裕がないのなら、キミが考えればいい。
目の前だけを、みない。 10年後、20年後・・・ いま、生まれたばかりの子、よちよち歩きで微笑んでいる幼稚園児。 彼らの未来がどうあってほしいか、どうあるべきなのか。
本当の娯楽とは、接する相手の顔を輝かせることだ。 誰が見てもうつくしい、そんな喜びで満たされた恍惚の表情をさせること。 それこそが本物のエンターテイメントではないかと、私は思いますよ。
ちなみに、今年は太宰治の生誕100周年でもあります。 この機会に、良質な物語に触れることをお勧めします。
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