投稿日:2009/06/23
  
報道のありかたを考える

 

 

昨日とは打って変わって、青空がみえてきました。

今日は、どんな一日ですか?

 

 

私は、少し心に重いモノがあります。

 

ネダさんという女性を知っていますか?

彼女は、理不尽な行為によって、突然命を奪われました。

そしてその死は、ネットをとおし世界中に伝わり、いまは反体制の象徴として取り上げられています。

 

この映像は、テレビ局が撮影したものではなく、ネットを通じて流されたもの。

体制側は制限しようとしたようですね。

しかし、止めることはできなかった。

 

 

情報網が発達し、個人が瞬時に、世界中にむかって発信できる世の中です。

それがいいか悪いのか、よくわからない。

 

 

彼女の死も、知らされることで世界が関心を向け、もしかしたら流れを変える事ができるかもしれない。

しかし、家族や友人にとってみれば、それはむごらしいことでしかない。

 

誰が、自分の大切な人が死にいたる瞬間を克明に記録され、世界中に配信されたいと思うだろう?

その瞬間を、彼女の死を、政治の道具として扱ってほしいと思うだろう?

 

 

知ることは、大切だ。

 

知らなければ、知恵は生まれない。

 

 

しかし、だからといって、個人の感情や思いが置き去りにされていいはずはない。

 

 

いまや、なにかあればどこでも誰でもケータイをとりだす。

刺されて介抱されている人にカメラを向けたり、燃えている家の前で撮影したり。

ルールだとか思いやる心が完全に抜け落ちてしまっている。

 

 

どこまでが「報道」で、どこからが興味本位なのか。

 

 

カメラを向ける前に、よくよく考えてみてほしい。

もし、自分だったら。自分が知っている誰かだったら・・・

 

それでもキミは、おなじ行動をとるだろうか?

 

 

 

Eくん。

NHK内定おめでとう。

これまでの努力が報われ、キミは「報道」というあらたな分野へ足を踏み出すこととなった。

どうか、忘れないでほしい。つねに考えていてほしい。

 

「その報道は、誰のためか?」

 

どんな事件や出来事に出会っても、大切なことだけは守り続けてほしい。

悩み、考え、失敗しながらも、自分なりの答えをみつけてください。

報道の方法は、けっしてひとつではないと思うから。

 

 

 

 






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