投稿日:2010/02/03
  
ハイチへの祈り

 

ハイチ地震の犠牲者が、20万人を超えた。

いまだ瓦礫に埋もれている人も多いと聞く。

現地の医師やボランティアたちはなにもない状態のなか、必死に走り回っている。

 

私に、なにができるだろうか?

 

少し前、「ハイチに千羽鶴を送ろう」と提案した人がいた。

彼女の試みは輪を広げ、1000を超える鶴が集まったそうだ。

しかし、いま現在、彼女のブログは閉鎖されたらしい。

 

「鶴よりほかに送るべきものがある」

「ハイチで鶴は不吉な動物なのに、いかがなものか」

 

思いをこめて、意見した人もいるだろう。

しかし、炎上するにいたるまでには、心ない中傷や非難もあったことだろう。

私なりに調べてみたが、ブードゥー教で鶴が不吉だという文献はみつけられませんでした。

誰か、正確な情報を知っている人がいたら、教えてください。

 

 

この件で私が感じたことは、3つ。

 

 

①無知は、罪である。

 本当に鶴が不吉なものかどうかは、わからない。

 しかし、そういう事実なり迷信があるのだとしたら、それを調べることなく行動に

 移したことは軽率だといわれても仕方ない。

 「なにかしたい」 その心は、相手に向けられたものでなければならない。

 自分がしたいから、だけではいけないのだ。

 やるからには、相手が本当にほしがっているのか、そのやり方で間違っていな

 いのか。 

 きちんと確かめてから、行動に移すべきだろう。

 

 

②だからといって、純粋な魂を一方的に非難すべきではない。

 本当に純粋な、「なにか役にたちたい」という思いは、たとえ方向が間違っていた

 としても、美しい。

 間違いを指摘することはあっても、退け、ののしる権利は誰にもない。

 あたたかい心は、受け止め、守るべきだろう。

 そんなやさしさを、「匿名性」という凶器で傷つけはならない。

 

 

③目先の情報だけを追わない。

 ハイチが本当に大変なのは、これからだ。

 毎日のようにさまざまな事件がおき、自身と直接関係のないことであれば、すぐに

 脳は忘れてしまう。

 しかし、それではなんにもならない。 

 ニュースが目に飛び込んでこなくても、苦しみ続ける人は消え去らない。

 どうか、継続して支援の心を持ち続けてほしい。

 募金も期限を切るのでなく、窓口は開き続けてほしい。

 コンビニの募金箱も、完全なる復興がなされるまで、備え続けてほしい。

 どんなに遠い国の出来事でも、自分とまったく無関係、いっさいのかかわりをもた

 なくとも、忘れてはならない。

 それだけは、お願いしたい。






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