投稿日:2010/03/02 木全 伊久雄のつぶやき
最近は、「つぶやく」ことがはやっているらしい。 津波情報をツブやいて怒られた?人もいるようだ。 いろんな情報発信の仕方があるが、ただしく使わなければ意味がない。
最近の若い人たちは、長文に慣れていないようだ。 メールやTwitterなどで短いやりとりにはたけているが、日記や作文は苦手。 日常的に文字に触れているのに、もったいないことだ。
文章のたのしさ、おもしろみはどこにあるか? それは、「行間を読む」ことにある。
たとえば、小説。 小説や漫画は、よく映像化される。 いまだったら、「不毛地帯」。 ドラマを観てしまえば、主人公の壱岐正は、唐沢クンにしかなりえない。 そうなると、他の登場人物も気になってしまう。
大門社長は誰だ? 竹野内豊はどこにいる?
そんな目線で読んでしまえば、もうイメージは固定されてしまう。 では、本だけだったらどうだろう?
そこにいる主人公の姿は、君自身が考えだした顔であり、声であり、行動を 起こすだろう。 読み手のイマジネーションにより生まれる人物たち。 それこそが読書の「うまみ」であり、感性の創造なのだ。
与えられた情報を受け取るだけじゃ、なにも育たない。 たまにはゼロから自分の頭で生み出してみてはどうだろう?
映像化されてない小説なんて、星の数以上にあふれている。 ぜひ一度、手にとってみてほしい。
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