就活Q&A  〜就活支援のプロに聞け!


1.


自己分析って本当に大切ですか?真剣にやらなくても内定を取れたという先輩が結構まわりにいます。
 自己分析、つまり自己探求というのは、シュウカツのためにするものではない。シュウカツにおいて「自己分析」がやたらと叫ばれるのは、10年後、30年後という自身の先を、踏みたがえないようにしよう、ということ。自分と真剣に向き合う機会なんてそうあるもんじゃない。ましてや、社会人になれば、そんなヒマも余裕もないだろう。
 シュウカツというのは、ただ仕事を得るためにあるのではなく、内なる自分をみつめ、語り合うための時間でもある。やりたくなかったら、それでもかまわない。しかし、長い道のりの先で苦しむのは自分だ。それでもかまわないというのであれば、どうぞ手を抜いてください。


2. これから就職活動をするのですが、あまりにも厳しいといわれているので、もし就職できなかったらフリーターで働こうと思ってます。そのような選択肢でもいいのでしょうか。
 フリーターがどうだとはいわない。ただ、そんな気持ちでシュウカツに臨めば、間違いなくキミはひとつの内定も得ることができないだろう。シュウカツは、真剣勝負だ!面接官だって、義務でキミと話をするわけではない。面接官だって人間だ。「コイツといっしょに働きたいだろうか?」と考える。あいまいな気持ちがあれば、それは一瞬で見破られる。大人をナメちゃいけない。「もし・・・」という時点で、キミはすでに負けている。そんな気持ちは、企業にも他のシュウカツ生にも迷惑です。いまから逃げ道をつくってどうする?戦い抜いたものだけが、退くことを許される。最終手段は、そのときになって考えればいい。


3. 「やりたい仕事を」といわれてもわかりません。
知名度や残業が少ない、休みが多いなどの労働条件で志望企業を探しても大丈夫ですか?
 自分がそれで納得するのなら、それもひとつの選択基準であると思います。「やりたい仕事」なんて、21歳そこらのキミたちにわかるはずもない。実際、その仕事が向いているか、楽しいか、やりがいがあるかなんて、3年は働かなければわからない。「石の上にも三年」とは、よくいったものです。どのような基準であれ、自分が「これだ!」と思えるのなら、それでいいんじゃないだろうか?自分で決めたことであるのならやりとおせるはずだ。大切なのは、自分自身と約束することです。


4. 「あなたは当社にどのように貢献できますか」という質問をされました。
このような質問に答えるのが難しいです。どのように答えたらよいでしょう。
 相手だって、たいそうな答えを期待しているわけではない。誠実さ、実直さをみたいだけなんだ。だから、無理して「御社の商品を世界規模に発展させ・・・」なんて、カミそうなことをいう必要はない。「なにができるか具体的にはわからないが、精一杯、日々の業務に向き合っていきたい」。その企業、その仕事に対する情熱を語ればいい。
 ただ給料をもらうためでなく、仕事を通して社会貢献すること。それが仕事の第一の目的です。いままで与えてもらったものを、今度はみずから社会の利益として還元していく。その視点で考えれば、自分がすべきこともそんなに難しくないんじゃないだろうか?どんな職業も、かならず社会と関わっている。それを、忘れないでください。



大学生協東海事業連合発行
「就活ガイド」2005年Vol.3掲載

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